経絡・ツボとは

陰陽五行説の五臓

〔正確には六臓(肝・心・心包・脾・肺・腎)〕

五腑〔六腑(胆・小腸・三焦・胃・大腸・膀胱)〕

にはそれぞれ関連するツボがあります。

関連するツボをたどっていくとそれぞれのルートが描けます。
このルートが「経絡(ケイラク)」と呼ばれるものです。

上記の六臓六腑にグループ分けされて、それぞれ「肝経」「腎経」とか「胃経」「膀胱経」などという呼び名がつけられています。

現在、確認されているだけでも365ヵ所のツボが私達の体には存在しており、その中でも経絡上にあるツボは針・灸・指圧などで幅広く使われています。

中国では2000年前の漢王朝の遺跡から、当時の練習用の人形が発見されています。

ちなみに、現在日本で「カッパのミイラ」などと不思議がられているもののいくつかは、中国で製造されたリアルな練習用人形だそうです。

経絡を線路とすると、ツボは駅のようなもの。“気”は、経絡を通って全身をめぐります。

ある路線が故障すると、路線上の駅は混乱し、地域・中央に悪影響が及ぶ。

同じ様にある経絡が滞ると、その経絡上のツボは異常を生じ、臓器・体全体に悪影響がでます。

また、各臓器に問題が生じた場合も、それに関係した経絡・ツボに異常が現れます。

※経絡が滞って、皮膚表面のツボに変化が現れること = 内臓皮膚反射 という。
※ツボを刺激することにより、それに関係する経絡・臓器を活性化できる。
※ツボ刺激が伝わりやすい12の経絡のことを 良導絡(りょうどうらく) という。

経絡体質チェック

手足24ヶ所のツボの電気抵抗を表したものが《美養経絡体質グラフ》

このグラフにより、あなたの体がズバリわかります。

美養法排毒ケアはこのグラフをもとに弱点の経絡を中心にひとりひとりの体質にあったケアを行い、なるべく理想のグラフに近づけていきます。

経絡とマトリックス

経絡は電気信号の流れる道筋ですが、血管や神経のような特定の組織はありません。


そのため経絡やツボは長い間西洋医学分野の研究科からはインチキであるとさえもいわれていました。


この誤解が解かれ世界的に経絡・ツボが見直され研究されたのは、1972年のニクソン米国大統領の中国訪問がきっかけでした。


毛沢東主席を訪問した米国訪問団は、ハリ麻酔を使った歯の治療をみて、その効果に驚きました。


それがきっかけとなり、WHO(世界保健機構)が中心となって、経絡・ツボの科学的な解明が進んだのです。


研究の結果、経絡を走る電気信号は実は細胞間のマトリックスというところを通っていることが分かったのです。

人間の体は約60兆個の細胞から成り立っています。

その細胞同士は細胞間物質とよばれる組織によって支えられています。

この細胞間物質のことをマトリックスと言います。

このマトリックスはスポンジのように繊維が網の目になっている中に水分を含んだ構造になっています。

繊維を作っているのが「コラーゲン」繊維の中を満たしているのが不動水とよばれる「ヒアルロン酸」や「コンドロイチン硫酸」と流動水とよばれる体液です。

これらの成分は化粧品や美容のための食品の成分としても特に有名です。ツボ刺激による電気信号はこの細胞間物質を一定方向に伝わっていくのです。

このマトリックスには大事な役割があります。細胞に栄養を供給することと老廃物を排出することです。

経絡刺激とともにこのマトリックスケアも現代人には欠かせません。